東京都内11ある東京都中央卸売市場のうち、最も古い歴史を持つ総合市場「築地市場」。特に水産物は最大の取扱量を誇り、業者だけでなく一般客も新鮮な海産物を堪能できる人気の観光スポットです。近年ますます外国人観光客が増えて活気づいている築地市場ですが、市場の老朽化により2016年豊洲へ移転することが決定していましたが、移転時期の見直しが決定。（市場は大きく場内と場外に分かれており、豊洲へ移転するのは場内のみ。）豊洲への移転が延期となった「今」しか楽しめない、築地市場の場内＆場外おすすめグルメをご紹介します！
築地市場「場内」
場内は主に業者が買い付けに来る場所。市場の老朽化に伴い豊洲への移転が決定していますが、移転時期見直しにより移転の時期は未定です。「魚がし横丁」は市場で働く人が買い物や食事をしたりする場所で、一般客も利用可能なエリア。そんな魚がし横丁でおさえておきたい絶品グルメはこちら！
※魚がし横丁は基本的に水曜・日曜・祝日は休場日でお店の営業時間は朝の5:00~昼過ぎまで。
本当に美味しいネタを肩ひじ張らずに楽しんでもらいたい。産地にこだわらず、その時一番おいしい旬の食材を選び、”食べごろ”をお客に提供。看板メニューの「おまかせセット」4,000円は旬のにぎり10貫に巻物・玉子焼きがセットになったお得なラインナップ。2015年より連続してミシュランガイド東京のビブグルマンを獲得している実力派。
老舗のうなぎ店。うな重3,500円は当然のこと、米花では海鮮丼2,500円、焼鳥丼1,500円も絶品。店主のフレンドリーな人柄もあり、国内外問わずファンが多い有名店でもある。
新鮮な魚介類がふんだんに盛られた海鮮丼が人気のお店。丼のお値段は1,000円台で食べられるとあって、連日大行列。海鮮丼は1,300円、人気はうに入海鮮丼2,000円。
大ぶりのネタが人気の行列店。特に大とろや江戸前穴子は旬を見極めて産地を厳選。煮切り醤油の下味がベースとなっているので醤油をつけずに食べるスタイル。看板メニューのおまかせにぎり3,500円は握り7貫に巻物・玉子焼きがセットになっている。お得な内容で外国人観光客にも人気の一品。
場内のグルメは寿司・刺身・海鮮丼だけではありません。とんかつ八千代のフライは市場で仕入れた新鮮な食材を再考の状態で上げる為、どれを食べても絶品。人気は車海老フライ定食1,600円やチャーシューエッグ定食1,300円(火・木・土のみ)。また、テレビ番組でも紹介されたアジフライも外せない一品。
築地市場「場外」
一般の人が買い物や食事を楽しめる場所。場内よりも店舗数は多い。高品質の品を気軽に購入できるのが魅力。また、場内が豊洲へ移転後も築地の活性化を図るため新たに「築地魚河岸」がオープン。場外でおさえておきたいグルメスポットはこちら！
築地魚河岸3Fの魚がし食堂はフードコート形式の食堂。市場内の歴史ある飲食店に各ジャンルの料理を運営委託してもらう形での運営なので、場内の名店の味が気軽に楽しめるとあって早くも評判のスポット。
老舗中華料理屋の名物「手作りジャンボ焼売」や「カキらーめん」が頂ける【中華】、
創業81年を誇るとんかつ店のチャーシューエッグ定食、フライ盛り合わせ定食などが楽しめる【揚げ物】、
半熟卵入りクリームシチューやヒレカツサンドが大ヒット、その味を存分に堪能できる【喫茶】、
懐石料理を学んだ板前が作る豪快な海鮮丼のほか、刺身・焼き物・煮物全てが鮮度抜群の【海鮮】、
肉専門卸の直営店が提供するビーフ・ポーク・チキンカレーのほか、2種のルーが楽しめるあいがけカレーもおすすめな【咖喱】、計５つの料理ジャンルが堪能できます。
とんかつなどの揚げ物メニューが人気のとんかつ屋。人気の「牡蠣ミックス」1,640円は、牡蠣フライと牡蠣バターを両方盛り合わせたメニュー。お米マイスター五つ星認定を受けているお店だけあって、合わせる白米の味も一級物。
海鮮丼を中心に鮮魚が堪能できるお店。名物「築地場外丼」3,000円は二段に重ねられた丼に溢れんばかりの海鮮が盛られた、見た目にも豪華な一品。
ホルモン煮600円が有名な老舗。お酒が大好きだった店主の祖父が酒の肴としてホルモンを煮込んだのが始まりだそう。八丁味噌をベースにじっくり煮込んだ牛ホルモンを白米に乗せて頂く「ホルモン丼」850円はお店の看板メニュー。
市場の新鮮な海鮮が楽しめるお店。特にうに箱がまるまる一つ付けられる「箱入りの生うに定食」が人気。鮮度が高く、質も量も申し分なく存分にうにが堪能できるとあって外国人観光客にも人気のお店。価格は1,000円と激安。