京都観光で絶対外せない観光スポットのひとつ、金閣寺。改めてその見所と周辺のおすすめグルメ、さらに金閣寺からバスで10分程の距離にある北野天満宮エリアもご紹介。次の京都観光プランに役立ててみて下さい😉
金閣寺
京都を代表する観光スポット、金閣寺は正式名称・鹿苑寺。1994(平成6)年にはユネスコ世界遺産「古都京都の文化財」として登録されていることでも有名です。もっとも有名な黄金色に輝く建物は「舎利殿(しゃりでん)」と言い、2層・3層部分は漆の上から純金箔が施されている。また、屋根の頂上には聖なる天子の死者とされる鳳凰が飾られており、現在のものは1987(昭和62)年に作成されたもの。この舎利殿手前の「鏡湖池(きょうこち)」は、人々の死後、極楽浄土の世界にある7種類の宝石で出来た七宝の池を模して作られたと言われています。そんな鏡湖池に写る「逆さ金閣」や、四季折々の景色と金閣寺のコントラストは必見。特に雪化粧をした金閣寺は近年珍しく、貴重な風景となっています。
🍴金閣寺周辺おすすめグルメ🍴
金閣寺境内の中にある茶処。境内参拝順路を進んだ出口付近、不動堂近くにあるこちらの茶所では、和菓子付きのお抹茶(500円)が頂けます。この抹茶に付く菓子は「千本玉壽軒」が金閣寺限定で販売している「金閣」。金箔が練り込まれた落雁の中に、塩気の効いた金閣寺納豆入りの餡が入っています。日本庭園を臨む畳の部屋や、屋外の休み処で一息つける人気の場所。
創業1910(明治43)年創業、京都市内に3店舗展開する老舗の蕎麦屋。湧水を利用し、毎朝厳選した食材から出汁をとることにこだわり、京名物のにしんそばや人気の親子丼、金閣寺店限定の”京湯葉あんかけそば”などが楽しめます。
湯豆腐とおばんざいのバイキングが1,800円(小学生1,100円、3~6歳500円)で楽しめる錦鶴は金閣寺最寄りのバス停からすぐの場所にあります。旬の京野菜を使用したお惣菜などが常時30種類以上あり、種類の豊富さが人気の理由のひとつ。豆腐は老舗「とようけ屋山本」のものを使用。今日の味を存分に楽しめる湯豆腐付き金閣弁当(2,500円)もおすすめです。
京野菜を使用した洋食が人気のいただき金閣寺ではランチの日替わりメニュー(880円)や牛サーロインステーキ丼(980円)、京豆腐の揚げだし和風ハンバーグ(1,100円)がおすすめ。ディナーでは九条ネギや京野菜を使用したセットメニュー(1,350円)や日替わりの洋食メニューが楽しめます。
京町家を改装した店内でうどんが頂けるお店。店主こだわりの自家製麺は程よくコシがあり、茹でたての美味しさを実感出来ます。やわらかい鶏肉が人気のとり天ぶっかけ(780円)や揚げたての天ぷらが味わえる天ぷらぶっかけ(880円)、身体温まるあんかけ卵とじが美味しいけいらんうどん(680円)などがおすすめです。
金閣寺黒門前に店を構える甘味処。人気の金粉ソフト(各500円)は味をバニラか抹茶から選べ、キラキラとした金粉がちりばめられた一品。また、ソフトクリームだけでなく、たこ焼きやみたらし団子などの軽食やスイーツを販売。京都散策で一息つきたいときに重宝できるスポットです。また、やまざき庵の金粉ソフトが気になるあなたには「金閣そふと」もおすすめ。なんと金箔まるまる一枚を白玉とあずきをトッピングしたソフトクリームの上に被せたなんとも豪華な一品が頂けます。値段は各950円。
※金閣寺周辺には他にも見どころがたくさん。今回は学問の神様を祀ることで有名な北野天満宮をご紹介。参拝後は、老舗和菓子店の名物を堪能しましょう😋
北野天満宮
全国におよそ1,2000社鎮座する天満宮・天神社の総本山。学問の神様である菅原道真公を祀り、学業成就のほか、芸事、厄除けの神として信仰されている。また菅原道真公が愛した梅が1,500~2,000本植えられている梅苑は例年2月初旬から3月下旬が見ごろ。一般公開は午前10時~午後4時、茶菓子付の入苑拝観料は大人(中学生以上)700円、こども350円。その他秋には紅葉が美しいもみじ苑の公開、新緑の季節には青もみじの公開があるなど、四季折々様々な表情を楽しめることでも知られています。
🍴北野天満宮周辺おすすめグルメ🍴
創業当時から儀式や典礼、茶席で提供される有識菓子を制作し続ける老松。本店である北野店は京都最古の花街・上七軒に店を構えて100年以上。老松を代表する銘菓である「御所車」はしっとりとした落雁の中に甘さが控えめの粒あんが入った上品なもの。また、夏の名物「夏柑糖」は夏みかんの中身をくり抜いて器にした夏みかんの寒天菓子。ロッテのチョコパイとコラボし、チョコパイ史上最高額(3,150円)のチョコパイを監修したことでも話題となりました。京菓子づくり体験(生菓子5個製菓・2,500円)を開催したりと菓子を通して新たな京文化を創り出しています。
北野天満宮からほど近い場所に店を構える澤屋は江戸時代に創業した老舗の和菓子店。”粟餅”のみを一筋に作り続けています。粟餅とは、炊き立ての粟を臼でついて餅にし、餡・きな粉をまぶしたシンプルな和菓子。よって出来立てにこだわり、作り置きはせず日に幾度も製作するこだわりが。1人前が5個(600円)と少しボリュームがあるように感じますが、しっとりとやわらかな粟餅はもち米よりも軽く、一皿ぺろりと頂けるはず。(3個450円もあり。)持ち帰り用は10個入り1,200円。
長五郎餅は1587(天正15)年、北野天満宮の茶会で初代が餡入りの餅を豊臣秀吉公に献上したことからはじまります。秀吉がその味を大変気に入ったことで「長五郎餅」と名乗ることが許されたとのこと。柔らかな羽二重餅にあっさりとしたこしあんがくるまれているシンプルな味わいは今も変わらず愛される一品。北野天満宮のご縁日である毎月25日には境内にも「長五郎餅 北野天満宮境内店」として出店。参拝のお休み処としてゆっくりと長五郎餅を味わうことが出来ます。
江戸時代から店を構える老舗の手打ちうどん店。町家づくりを今に残す風情ある佇まいの同店の名物は「一本うどん」。創業当時からの名物で、澤屋の粟餅・長五郎餅と並んで北野の三大名物と言われているそう。太く長いうどんの茹で時間はなんと60分!芯までしっかり火を通すため、弱火でじっくりと茹で上げます。太く長い人生を送れるよう、縁担ぎの一品として地元の人や観光客に親しまれています。
夏のかき氷が人気の甘味処。造り酒屋として使用されていた和風の店内で、7月中旬から夏季限定で提供れる「もも氷」が特に人気の一品。その味は、まるで桃をそのまま食べているかのよう。夏にはこのもも氷を求め連日行列が絶えない。他にもあんみつ豆などのスイーツや、湯豆腐、湯葉あんかけうどんなどの食事メニューも充実。