(出典:JREmembrance) 夏、京都鴨川周辺でみられる景色と言えば「納涼床(のうりょうゆか)」。鴨川周辺では、二条から五条にかけて約90軒のお店が床を並べています。その始まりは桃山時代、鴨川に桟敷を設け、客をもてなしたことから。 さて、納涼床は「川床」とも言われますが、その呼び方の違いをご存知ですか? 鴨川の川床の読みは「かわゆか」、「床(ゆか)」とも言います。川沿いに設けられた「高床(たかゆか)」が省略されたためとのこと。同様に川床で有名な貴船での呼び名は「かわどこ」、「納涼床(のうりょうどこ)」。貴船は「京の奥座敷」と言われることから「床の間(とこのま)」と同じ感覚で呼ばれるようになりました。 蒸し暑い京都の夏、河原での夕涼みはとても気分が良いもの。鴨川に吹く夜風に当たりながら、京の夏の風物詩を味わいたいですね。 ※鴨川納涼床(2016年):5月1日~9月30日まで。昼床(ランチ)は5月と9月のみ(店舗によってはランチ営業もあり)なので注意。 【川床グルメ🎐おススメ10選】 (出典:暮らしのまとめ) 先斗町 魯ビン(出典:おとなのらいふはっく / 先斗町 魯ビン) 築150年の町家を改装。京都のみならず全国より厳選した季節の食材、板長が毎日市場で目利きして仕入れる新鮮なものだけを取りそろえた純和食料理が頂けます。7~8月は夜のコース料理が楽しめます。 The みます屋(出典: The みます屋) 京料理を中心に、新鮮な食材を使った季節感あふれる料理を提供。納涼床の特別コースの他、アラカルトでの注文も可能。 新三浦(出典: 京の風物詩 鴨川納涼床への誘い / 新三浦) 創業は大正初期の水炊きの名店。井戸水と鶏ガラを10時間以上煮出してとった白濁スープは創業以来変わらぬおいしさ。水炊きコースは一人前4,800円(税別、サービス料別)。 京の焼肉処 弘 木屋町店(出典: じゃらん / AQUADINA) 石畳の路地に老舗の料理旅館を改装した建物と、京都らしい落ち着いた佇まいが魅力。厳選された和牛肉やホルモン等をリーズナブルに楽しめます。時期限定・納涼床コースは5,400円~。 イカリヤ食堂(出典: オスキョー / イカリヤ食堂) 築100年の京町家を改装したビストロ。人気メニューは「丸鶏のコンフィ」や「スフレフロマージュ」。料理との相性を追求した世界中のワインも堪能できます。 京都牛 稲吉(出典: 京都牛懐石 稲吉) ブランド黒毛和牛「京都牛」と、厳選された食材で作られる懐石料理が頂けるお店。京都牛の会席コースは8,000円~。ランチはコースが3,900円~、カレーランチなどの単品メニューは1,500円~。 かわカフェ (Kawa cafe)(出典: オスキョー) 川床をテラス席として様々なシーンで使えるカフェ。フランス料理のビストロやスイーツのほか、和食も頂けます。朝の10時から夜の24時までと営業時間が長いのもうれしい点。 豆水楼 木屋町本店(出典: オスキョー) 豆腐料理専門店「豆水楼」。旬の素材を大切に、四季折々の料理が頂けます。看板メニューの「おぼろ豆腐」は国内産の大豆と天然にがりを100%使用したこだわりの一品。 スターバックス コーヒー 京都三条大橋店(出典: Mのランチ / 京都∞KYOTO old and new) 全世界で唯一ここだけ、納涼床でスタバが楽しめる京都三条大橋店。鴨川のせせらぎに耳を傾けながら、特別なカフェタイムを過ごしてみて☕ がんこ 高瀬川二条苑(出典: 京都旅楽 / さゆのミモザカレンダー) 関西を中心にチェーン展開する京料理居酒屋「がんこ」。高瀬川二条苑では舞妓さんのお座敷遊びが体験出来たりとイベントを定期的に開催。時期限定・納涼川床料理(コース)は5,940円(税込・サービス料込)~。美しい日本庭園も見どころです。