ミシュランガイド2025年版がついに発表!大阪と京都の選りすぐりの名店が勢ぞろい。粋な京都と食いだおれの大阪。今回は気軽に楽しめるリーズナブルなお店もご紹介します。ミシュラン2025が選ぶ、ふたつの街の“本当に美味しい”を体験しよう。
■京都
下鴨いち満
Source:@shimogamo_ichima Instagram
「江戸前」の暖簾を掲げるすし店が全国に広がる中、京都にはこの地ならではの風土と歴史に育まれた“京寿司”の文化が、今もなおしっかりと息づいています。
そんな中、2025年にミシュランセレクテッドレストラン に選ばれたのが「下鴨いち満」。地元の人々に長年愛され続ける、雅な雰囲気漂う割烹です。
舞妓さんでも食べやすいようにと、一口サイズで丁寧に握られた昼限定の「手まり寿司」(5,000円)は、可愛らしい見た目とともに、お祝いの席や手土産にも大人気。鯛や海老など縁起の良いネタが使われており、ふわっと口の中でほどける繊細な食感に、思わず笑顔がこぼれます。
さらに、毎朝仕入れる8種類のネタをのせたやさしい味わいの「上ちらし寿司」(3,800円)も、ぜひ味わってみてほしい一品です。
酒と魚 DNA
京都の旅で訪れたい、和食の魅力を再発見できる名居酒屋「酒と魚 DNA」。ユニークな店名は、和食離れが進む現代だからこそ、“本物の和食”を届けたいという思いが込められています。
カジュアルな雰囲気ながら、驚くほど高品質な料理と日本酒をリーズナブルに楽しめると評判のお店。席数が限られており、メニューにはひとひねり効いた逸品が揃っているのも魅力です。
まずは「椀」からスタートするのがDNA流。春らしい香りが広がる「桜蒸し椀(1,000円)」や、新鮮な「お造り(時価)」、美しい盛り付けが目を引く「八寸(6〜7品/1,500円)」が人気。中でも、お店の名物「塩辛ポテト(500円)」は必食です!
アラカルトで自由に選べる楽しさと、職人技が光る丁寧な一皿一皿に、きっと満足すること間違いなしです。
■大阪
粋魚 むらばやし
北新地の中心街にひっそりと佇む隠れ家的存在の「むらばやし」。都会の喧騒の中にありながら、まるで漁港近くで味わうかのような、鮮度抜群の魚料理を提供しています。
魚の旨みを最大限に引き出すため、味付けや調理法はあくまでシンプルに。名物の煮魚は、醤油と水だけで丁寧に煮込み、素材本来の甘みを際立たせた一品です。残った煮汁は、土鍋で炊き上げたご飯とともに、最後の一滴まで余すことなく堪能できます。
初めて訪れる方には、店の魅力を存分に味わえる「旬コース(7品/5,000円)」がおすすめです。魚介を使った鍋料理や豆腐料理、そして締めには、土鍋炊きの卵かけご飯が付きます。
天星
Source: Tempura-tenboshi Website
天神橋筋六丁目駅からほど近い路地裏に佇む「天ぷら 天星(てんぼし)」は、天ぷら専門店「ぬま田」が手がけるカジュアル業態の一軒。数ある支店の中でも、特に気軽に立ち寄れる雰囲気と良心的な価格帯で注目を集めています。
旬の野菜や鮮魚を、胡麻と綿実のブレンド油で軽やかに揚げた天ぷらが自慢。店主の出身地・熊本の名物「馬刺し」や、九州の食材を使った一品料理も人気です。魚介と野菜を交互に供するコース構成や、素材の持ち味を引き立てる個性豊かな天つゆにもこだわりが光ります。
ランチでは天ぷら9種が付く「おまかせコース」(4,180円~)、ディナーでは7,150円~のコースが楽しめ、肩肘張らずに本格的な天ぷらが味わえる、まさに隠れ家的な一軒です。
予約後の来店が確認されてから、7営業日以内に来店ステータスが確定します。その後、デポジットの返金処理は30営業日以内に完了します。
※注意:無断キャンセルは他のお客様や店舗のご迷惑になります。ご来店ができない場合は、必ず事前にキャンセルをお願いいたします。