さる2月22日、2017年版「アジアのベストレストラン50」の授賞式がバンコクで開催🏆アジア各国のレストラン業界における著名人300人以上で構成される「Asia’s Best Restaurants ACADEMY」、この団体によって選定される「アジアのベストレストラン50」は2013年にスタートしました。第5回を迎えた2017年の総合1位はタイ・バンコクのレストラン「Gaggan」で、なんと3年連続受賞。日本からは名店全9軒がTOP50入りを果たしました。この記事ではその全9軒を詳しくご紹介致します!
第6位 NARISAWA
ミシュランガイドでも連続して星を獲得しているフレンチレストラン、NARISAWA。アジアのべストレストラン50においては昨年の2位から4ランクダウンしましたが、これらの評価サイト以外にも、世界のベストレストランTOP50に選出されたりと国外からも多くの評価を得ている同店。「自然」「森との共生」をテーマとした日仏融合の繊細で大胆な料理は、「里山キュイジーヌ」と名付けられ、「土のスープ」や「水のサラダ」など、他では予測できない独特なメニューばかり。
第7位 龍吟
龍吟もまたミシュランガイドの常連店であり、その他サイトでも高評価を得ている有名店。日本全国から四季に合わせた旬のものを厳選、懐石料理として「季節の恵みを味わうこと」を体感できる有名店です。夏の名物「泳がし鮎」や秋冬に頂ける松茸料理、デザートの「苺アメ」など、四季ごとに味わっておきたい日本料理が多様にある点も魅力のひとつ。
第11位 傳
昨年37位から大幅ジャンプアップした傳。もとは神保町に店を構え、2016年12月に神宮前へ移転。ユーモアのあるもてなしが食の楽しみを倍増させる、そんな日本料理が頂けます。「畑の様子」という名の、焼き物の後に提供されるサラダは千葉県・静岡県の農家から届く25種類前後の無農薬野菜を使用した一品。なんと蟻が一匹トッピングされています🐜!また、先付のフォアグラ入り「傳最中」、もち米などの詰め物がされた鶏手羽先・通称「傳タッキー」など、わくわくするような名物料理がもりだくさん。
第12位 L’Effervescence
時季の草花と、全国から集めた食材を使用したフレンチを提供するL’Effervescence (レフェルヴェソンス)。各シーズン、約30種類の野草や山菜など、自然のものをふんだんに取り込んだ生江氏オリジナルのフレンチが頂ける。生江氏のスペシャリテ・蕪を使用した「定点~ 蕪とパセリ、キントアハム、ブリオッシュ」は同店の名物メニュー。じっくりと低温調理された蕪本来の味わいで季節を感じる一品。
第14位 Florilege
オーナーシェフ川手氏は、東京都内屈指の人気フレンチ「ル・ブルギニオン」や「カンテサンス」にてスーシェフを務めた後、2009年にFlorilege (フロリレージュ)をオープン。素材をおいしくすることだけに専念するのではなくお店の空間そのものを”おいしく味わえる”ことを考え、中央に配した調理場のライブビューを楽しんでもらうなど、店全体がおもてなし心を体現している。メニューには「投影」「再生」「分かち合う」といったタイトルと食材名が記され、ゲストの想像力と期待を膨らませる品々を提供。川手シェフ独自の世界観を堪能出来ます。
第18位 Quintessence
ミシュランでは2007年より毎年三つ星を受賞している有名フレンチレストラン。おまかせコースのみのメニューには、その瞬間一番ベストな食材を、口に入れる瞬間が最もおいしい状態になるようにと仕上げられている。素材・火入れ・味付けの3つのプロセスを大切にし、それぞれの美味しいタイミングを見逃さないことが同店珠玉のコースを仕立あげている。
第26位 鮨 さいとう
数ある日本国内の寿司屋のなかでも特に有名であるが故、予約が困難な店としても知られる「鮨 さいとう」。板前の斎藤氏は銀座の「久兵衛」、「鮨かねさか」で研鑽を積んだ後独立。旬のネタを鮮度良く、最良の状態で提供するために温度管理を怠らない寿司は、特にまぐろが評判。相性を考えて塩分を強めに利かせた大粒のシャリが特徴で、口に入れた瞬間ふわっと解けるような食感をじっくりと楽しみたい。
第34位 HAJIME
大阪から唯一その名を連ねるハジメ。「本当に素晴らしいレストラン」を作るというテーマのもと、オープンからわずか1年5ヶ月後にはミシュラン史上最短で三つ星を獲得。シェフ米田氏は電子系の技術職より転職、料理人の道へ。ガストロノミーをベースに、生命学・生物学・脳科学・生化学・経営学・建築学・宇宙科学などを通して独自のセンスと世界観を表現し続けています。同店看板メニュー「chikyu 地球」は、地球上で行われる循環を表現。調理法を変えた約100種もの野菜を大皿に配し、貝エキスとエスプーマをふわりと乗せたアート作品のような一品。
第50位 TAKAZAWA
オーナーシェフ高澤氏が赤坂に構えるジャパニーズフレンチレストラン。「日本の良き風土・人・食材 伝統的な世界を再構築してモダンに供する」というコンセプトのもと、和洋のジャンルにとらわれない自由な発想ので料理を造り上げている。アジアのベストレストランが注目したディッシュは「ラタトゥイユ」。カラフルなキャンディのような鮮やかで美しい見た目の一品は、本来一つの鍋で野菜を蒸し煮するものを、野菜ごとに別々に調理、一口サイズにまとめている。
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(中国語・英語のみの対応となります。)
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出典:ASHIA'S 50 BEST RESTAURANTS 2017